新卒入社一ヶ月で会社を辞めた理由

会社とは「人の生産性を上げる・仕事させるフレームワーク」

人間とは怠惰な生き物です。しかし会社はそんな怠惰な人間を働きマンにさせてしまうフレームワークなんです。

会社員じゃない人は怠けるのが普通

会社を辞めて、会社員時代と同じように、家を7時に出て23時まで近所の図書館やカフェやファミレスで自分の好きなことをして生活の糧を得ろうと決意しても、当時の思いとは裏腹に動画視聴やSNSに昼寝、と早く帰って家でゴロゴロとしてしまうものです。

会社員の方がフリーランスよりも生産性が高い

会社員から独立してフリーランスになった途端に優秀な人がコンスタントに仕事できなくなったりするなど、人は怠けるもので、人は自分を律することが難しい生き物という興味深い内容の記事を見つけたので、以下に引用します。

ニフティ・はてな・GREEを経て、伊藤直也が見据える「エンジニアのキャリア」とは?

会社って古くからある仕組みなので、そこにはそれなりに機能があるんだとは思います。毎朝9時半に出社して決められた時間で仕事をするのはイヤだってみんな言いますけど、いざ会社を離れて一人になると、そう規則正しい働き方ってなかなかできないんですよ。毎朝起きて決まった時間コード書くなんて、みんなできないんだから。結局ダラダラして、いざコンピュータの前に座ってもネットばかりやって。何もしない時間を経て自己嫌悪に陥って、それでようやく腰を上げる。そんなもんです(笑)

まあ出社時間なんかは些細な話なのかもしれませんが、そういった「普段そこまで意識しないけれど、仕事をしていくにあたっては便利な機能」のようなものが会社にはたくさん備わっている。だからトータルでみた生産性は会社に属していたほうが高いとは思います。会社って「人間をきちんと仕事させるフレームワーク」になっている側面がありますから。裏を返せば、人を単なる労働力として見てるってことでもありますけどね。自分なりに会社を「道具」として捉えることができれば、会社に属する積極的な意味を見いだすこともできるんじゃないでしょうか。 (中略)

例えば、ノマド的な働き方ってこれもなかなか続けるのが難しいでしょう。会社を辞めてフリーランスになった知り合いを過去に何人も見てきましたけど、すごくマジメな人たちなのに仕事をコンスタントにこなせる人は意外と少ない。やっぱり仕事って、締め切りのあるタスクを自分に持ってきてくれる人とか、そういう他者との関係性があって初めて成り立つものだと思います。人間、自分で自分を律することは、思っている以上に難しいですよね。

会社が仕事させる強制力は凄い

実感しかないですね。会社がもたらす強制力というのは、凄いものなんですよね。欠勤どころか、遅刻でも、色々と給与や社内の人間関係にヒビが入ったり、自分の立場が悪くなって生きてくための収入に応えます。また色々な人に迷惑をお掛けしてしまいます。それだから、みんな必至に定時出社に努めるわけです。

僕の周りでも、プライベートなどでは、ほぼほぼ遅刻と時間にルーズだったりするのに、仕事となるとしっかり定時には現場に到着する人がいます。友達だったら笑って許しちゃったりするけれど、仕事となると周りの迷惑になるし、何しろ自分の心証を害し、サル山から村八分にされる恐れがあるからです。

人は会社に入り、仕組みの中にいないと怠ける生き物

そんな彼を身近に見ていても、やっぱり人間ってのは自分の立場が危うくなるなり、何らかのペナルティという名のプレッシャーがないと、怠ける生き物なんだよなあと改めて感じます。

会社に就職した理由とは

その会社に就職しようと決めた理由――採用年度によって違い – Business Media 誠

 入社を決める理由は何だろうか。2011年度採用に向けて就職活動中の学生に聞いたところ、「将来性のある会社だから」(40.3%)と答えた人が最も多かった。以下「雰囲気が合うと感じた」「長く勤められそうだった」(いずれも37.8%)、「説明会、セミナーが良かった」(31.9%)、「給料、勤務地、仕事内容などトータル的に考えて一番魅力的だった」(26.1%)と続いた。

2010年度採用に内定をもらった学生に聞いたところ、「就職活動を終わらせたかったから」(27.8%)がトップ。次いで「雰囲気が合うと感じた」(27.0%)、「有名企業、大企業だから」(24.3%)と続いた。また2009年度採用に入社した新入社員にも聞いたところ「有名企業、大企業だから」(28.6%)がトップ。以下「雰囲気が合うと感じたから」(26.9%)、「将来性のある会社だから」(22.7%)、「福利厚生が良かった」「長く勤められそうだった」(いずれも20.2%)という結果に。「昨今の傾向として、有名企業や大企業といったブランドを重視し過ぎずに、将来性や長く働けるかといった観点から入社を決定する学生が増えているようだ」(ネットマイル)

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(出典:ネットマイル)

インターネットによる調査で、学生や新入社員353人が回答した。調査期間は3月11日から3月12日まで

現代の就活生の、実に4割もの人が、「将来性のある会社だから」「長く勤められそうだったから」を入社を決める一番の理由に挙げます。

これからの日本社会は、一生安泰で同じ会社に定年まで勤めるなんてことはもう夢物語に近い話になってるんだから、自分のやりたいこと、成し遂げたいこと、好きなことなどのために、会社を上手く活用するのがベストだと思います。

そもそも会社からしても、生活のためにしがみついている人材よりも、やりたいことを実現するためにこの会社に入ってやった!ぐらいの人材の方を求めていると思います。会社は社員の生活を保証するための場所ではなく、世の中をよくするために活動する場所なのだと思うわけです。

そんなことを、会社を辞めて痛感した今日このごろです。