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堀江貴文本「東大から刑務所へ」人生の転落振りが凄すぎる!

堀江貴文本「東大から刑務所へ」人生の転落振りが凄すぎる!

2017年9月23日にいつの間にか発売(あんまり力入れてない?)していた本書籍。 堀江貴文氏の書籍という期待感と名前のインパクトから面白半分で読んでみましたので、内容と印象に残った部分を紹介します。

東大から刑務所への内容・感想

皆さんご存知の堀江貴文氏とカジノで106億円溶かした大王製紙御曹司の井川意高氏の対談本です。内容としては、書名の通り、東大に入学した経緯や、刑務所に入所した経緯を当時を振り返りながらひたすら語る感じでした。

したがって、東大に入学する人の考え方や、刑務所の世界を知りたい人には役に立つ本です。あとは、単純にエンターテインメントとして楽しめる内容になっています。本著を読むと刑務所には絶対に入りたくないと思うこと間違い無しです。笑

刑務所に入る前に人間関係を断捨離する

井川:電話番号やメールアドレスのメモリーが1700件入っていた。このうち800件を思いきって消去した。シャバに再び戻ってきてからの後半生は、一緒にいて心から気持ちのいい人、居心地のいい人とだけつきあいたいと思ったのだ。

まだ出所するときに断捨離するのなら理解できます。しかし、入所する前に断捨離したというのは興味深い話ですよね。

「自分ならどうするだろうか?」と考えてみたのですが、そもそも刑務所に入所したら、自分から断捨離する前に、周りから勝手に離れていくと思うんですよ。逆に離れるというのは、逆転の発想で面白いです。

人間の嫉妬ほど怖いものはない

成り上がりを寄ってたかってつぶす。こういう日本の風潮はつくづくくだらないと思う。(中略)検察からにらまれたら、どんな小さなホコリでも探し出されて罪人にさせられてしまう。(中略)「鬼の特捜」から連日ガンガン取り調べを受けると、誰でも精神的にまいっちゃうらしい。東京拘置所に入って3日もたつと「先生、僕もう無理です。とにかく1日でも早く出してください」と泣きを入れてくるんだとさ。

よく旧世代の人たちは、「今の若者は大人しい」なんてセリフを言いますが、今の若者が大人しくなった原因は、旧世代の人たちの影響が大きいと思うんですよね。

当時、時代の寵児だった堀江貴文氏が、検察に明らかに白に近い理不尽な容疑で逮捕されました。それをみて、「出る杭は打たれるんだ」と多くの若者は感じたはずです。あの辺りから草食系男子などの言葉も流行したと思います。

こういう目立つ人を寄ってたかって潰す日本の風潮は、今の20代30代が上の世代の地位に上がれば変わるんですかね。とはいえ、目立つものが叩かれたり逆に賞賛されたりするのは当然といえば当然ともいえます。それが人間じゃないですか?笑

拘置所派?刑務所派?

堀江:僕は人と話すのが好きだから、孤独な拘置所よりも刑務所のほうがいい。

井川:私は拘置所のほうがいいかな。インスタントコーヒーをいつでも自由に飲めるし。私はたかぽんと違って、誰かと話をしなくても平気なタイプだから、断然拘置所の方がいい。

正直「何やねんこの会話!(なぜか関西弁)」と思ったのですが、これはとても重要な情報だなと思いました。なぜなら、正にこれが外向型と内向型の脳の違いを的確に表わしているからです。

拘置所と留置所の違い

ちなみに拘置所とは聞き慣れない言葉だと思うのですが、刑が確定していない未決囚を収容する法務省管轄の施設(全国8ヶ所)のことです。似たような言葉で留置所があります。こちらは警察署管轄の施設(全国約1300ヶ所)をいいます。

つまり、検察が捜査する事件は拘置所、警察が捜査する事件は留置所に収容という棲み分けみたいです。井川さんの場合は起訴されたので検察管轄の拘置所というわけですね。私事ですが、私の母親は留置所に収容されていました。笑

刑務所の人間関係には我慢の日々

堀江:意味のわからない人間関係で消耗して、絶対つきあう必要のないクズと無理やりつきあわなきゃいけない。(中略)井川:ほかの受刑者と言い合いやケンカになったら懲罰を食らっちゃうから、我慢するしかない。堀江:とにかく愚痴が言えないのがつらかった。普段だったら、酒飲みながら「あいつ、マジムカつくよね」と愚痴ったらすぐ忘れちゃうのに、中では愚痴もまともに言えない。

刑務所の人間関係は完全に入所した順の縦社会で、そこのボスに目を付けられると陰湿なイジメを受けるとはよく聞きますよね。堀江貴文氏もそこでは部下として、ボスのご機嫌取りをしていたようです。

時代の寵児とも言われたホリエモンが、人の下に仕えてお世話することになるなんて、本人には悪いけれど面白いです。しかも、「酒飲みながら愚痴言いたい」なんて、本当サラリーマンみたいです。笑

「堀江さん、シャバに出たら会おうよ」

しつこく言われて「そうっすね」と受け流してたら、フェイスブック経由でメッセージが来ました。当然スルーしてます。

刑務所内で築いた交流関係?は、シャバ(外の自由な世界)に出てからは一切関わっていないようです。刑務所内では「そうっすね」と人を気遣い、人の顔色を伺いながら適当にやり過ごしていた堀江さんを想像したらこれまた面白いです。笑

刑務所で理不尽な仕打ちを受けない方法

堀江:僕のときは、理不尽な刑務官がそんなにいなくて良かったですよ。僕は獄中でメルマガを書いてたから、ヘンなことをしたら全部書かれるとビビってたんでしょうね。

井川:そうか。私も獄中メルマガとか獄中ブログとかやって話題になったら、理不尽なオヤジたちを虫払いできたのかもしれんな。

これを読んで、もし刑務所に入ることになったら、獄中ブログをしようと思いました。絶対に入りたくないけど、刑務所の中でも、メルマガなりブログなり情報発信することができると思うと、意外にやりようがありますね。

おわりに

井川意高と堀江貴文の名言

読んでいて気付いたのですが、合間合間に上記のようなページがあります。この構成や編集の仕方は幻冬舎っぽいなと思っていたら、やはり幻冬舎でした。幻冬舎の本は構成が上手くて読みやすいのでオススメです。

内容的にもサクッと1〜2時間で読了できるので、よかったら読んでみてください。話のネタとして普通に面白いです。何より堀江貴文氏のサラリーマン感が垣間見えて面白かったです。