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松浦弥太郎の仕事術14選【要約・感想・書評】

松浦弥太郎の仕事術14選【要約・感想・書評】

こんな疑問や課題に答えます。

松浦弥太郎さん(編集長)の「松浦弥太郎の仕事術」の内容や評価、感想とは?

松浦弥太郎さんの生き方や働き方とはどんなのだろう?

とも

松浦弥太郎さん(1965年生まれ)とは『暮しの手帖』の編集長として部数を急拡大させた仕事ができる人です。経歴としては、高校中退してアメリカに単身渡米。そこで、本屋に入り浸るうちに書籍販売に興味を持ち、1992年にオールドマガジン専門の書籍販売をします。

2000年にはトラックによる移動販売「M&Co.Booksellers」を始めて、2002年には小林節正氏(ファッションデザイナー)と自由をテーマにした「COW BOOKS」というお店を中目黒に開業と同時に執筆・編集活動も行います。

こうして2006年に『暮しの手帖』編集長になり、9年後の2015年には「クックパッド」に入社するという面白い経歴の持ち主です。そんな松浦弥太郎さんの仕事術が書かれた本書が面白かったので、学びと印象深い箇所を中心に紹介したいと思います。

松浦弥太郎の仕事術14選

どんな方でも、いよいよ滝をさかのぼり始めるというときがあるかと思います。社会という歯車と、はじめてかみ合うときといいましょうか。就職したときか、転職したときか、肩書がついたときか。それは小さくとも夢を抱いて一歩前に踏み出すときです。社会という激しく流れる滝をさかのぼることは容易ではありません。右へ左へと揺れ動きながら、しかし、上へ上へと力の限りを発揮してのぼってゆきます。力尽きてしまい、はじめまで落ちてしまうこともあるでしょう。それでも、またもう一度、一段二段と傷だらけになっても滝をさかのぼってゆく。鯉であった自分が龍になることを夢見て。(中略)

人生というものは、死ぬまで日々悩み考え続けていくということです。それならば、滝をのぼり続けていくという行為は、悩みや考えにしっかりと向き合い、悩み抜き、考え抜くことが、すなわち生きるということ。ひたすら心を柔軟にして、のぼり続ければいいのだと知りました。のぼり続けるそのような日々の中で、知ったこと、学んだこと、大切だと思ったこと、発見したこと、感動したことなどを、僕は長年、自分のノートに書き続けてきました。それをまとめたものを本書に書かせていただきました。

人生とは悩み考え続けていくということ」だと仰っており、この本はそんな松浦弥太郎さんが悩み考え続けて得た学びについて書かれたノートのまとめ本となっています。ということで、松浦弥太郎さんの仕事術について14つに厳選して紹介します。

困難に対して常に疑問を持つことの大切さ

一つわかったのは、滝に挑み続けるには、自分に降りかかるあらゆる困難に対して常に疑問をもつことがとても大切だということです。困難に対する好奇心や関心をもつ素直な心を育むことです。

僕が社会に出て最初の困難は「ブラック企業」でした。結果、1ヶ月で退社したわけですが、このとき「日本の雇用制度」について疑問を持ち、知的好奇心と興味関心を強く持ったので、この箇所は非常に印象に残り、勇気付けられました。

参考

新卒入社1ヶ月で会社を退職した理由ともろぐ

仕事の目的とは、人の役に立つこと

自分の行いが、人の役に立つ。自分の中にある何かが、人に幸せを与える。簡単に言えば、仕事の目的とはこういうものだと僕は思います。仕事とは個人の楽しみではなく、自分が社会とかかわっていく営みだと考えています。(中略)人との関係の中で、どのように「自分」を生かしていくかを考えなければ、何をしても仕事にはならない。逆に言えば、どんなにささやかなことでも、自分を社会で役立てる方法が見つかれば、仕事になる。

これはアドラーが自分の価値を実感することと同じことを仰っていたので、印象に残りました。結局、仕事というのは、シンプルに考えて「人の役に立つこと」なんですよね。日本人には「仕事は苦役」と思っている人が多いですが、違うわけです。

共同体、つまり他者に働きかけ、『わたしは誰かの役に立っている』と思えること。他者から『よい』と評価されるのではなく、自らの主観によって『わたしは他者に貢献できている』と思えること。そこではじめて、われわれは自らの価値を実感することができるのです。

ここで大切なことは、他者からの評価を求めるのではなく、主観的な貢献感が大切だということです。客観的な評価も大切ですが、それでは他者の人生を生きることになります。幸せを実感するには、自分の人生を生きなければいけないということです。

日本人は両親や世間体の視線を気にしている人が多く、自分の気持ちに正直になれずに他者の人生を生きてしまったがために不幸な生き方をしている人が多いことが、アドラーの説得力を物語っていますよね。詳しくは下記の記事をご一読ください。

参考

嫌われる勇気まとめ アドラー心理学9選【要約・感想・書評】ともろぐ

仕事は、自分を選んでもらうことが不可欠

「仕事=競争」とは決して思いませんが、仕事においては「自分を選んでもらうこと」が不可欠です。たとえば世の中には自分と同じジャンルの仕事をしている人はたくさんいて、その中で自分が選ばれなければ、仕事はできません。一般の会社であれば、一つのプロジェクトには同じ業務・同じ能力の人が何人もかかわっていて、上司なりクライアントなりから自分が選ばれなければ、その仕事はできません。

選ばれ続ける方法はたった一つ。常に勉強し続け、たゆみなく自分を磨いていくしかないのです。勉強とはその意味で、自分の「得意」を磨き続けること。まったく自分には向かないし、関係もない「四番・ピッチャー」になる努力は、本来の勉強とは違う気がします。

「いつか編集長になりたい」 「あの人より、うんと面白い文章を書きたい」こう考えている人など、いくらでもいるはずです。日々クオリティを高め、他の追随を許さない仕事をしなければ、あっさり追い越されてしまうと思っています。正直に言えば、毎日危機感すら抱いています。だから僕は、毎日勉強をします。一生懸命、勉強しています。ちょっとでも自分が怠けたり、手を抜いたりしたら、すぐに追い越されることもわかっています。いくら人にばれなくても、ひとたび嘘やごまかしを始めたら、自分の代わりになる人がすぐ後ろまで来ていると、いつも肝に銘じています。

とても共感しました。誤解を恐れずにいえば、資本主義とは「競争社会」なんですね。だから、選んでもらうためには最低限の仕事のスキルセットが必要になります。なかでも1番重要なスキルがコミュニケーション能力です。

人が社会を回している限り、このスキルを磨いておいて、損することは決してありません。コミュニケーション能力が低い人と仕事をするのはとてもコストが掛かることなので、とても痛感します。コミュ力向上には、下記の本がとても良書でした。

参考

伝え方が9割のコツまとめ 佐々木圭一【書評・感想・要約】ともろぐ

一長一短、自分のよいところと悪いところを客観的に見ていくことは、仕事をしていくうえで非常に重要です。あらかじめ、自分の悪いところや苦手なところを把握しておけば、そのスキルが必要とされる仕事については、慎重になるでしょう。判断や立ち居振る舞いも、どのように修整すべきかがわかるでしょう。自分のよいところや得意なところを知っておけば、それを仕事でどう役立てるか、作戦を練ることもできます。自分と他人の違いを点検することは、人とのかかわり方を知るばかりでなく、自分を知ることでもあります。それだけでも大いに意義がありますが、もう一歩、進めてみることもできます。(中略)成功の定義はわからないにせよ、自分のスキルを世の中に役立て、それを通じて人を幸せにしている人は、僕が知る限りみな、真摯な勉強家です。人から見える・見えないの違いはありますが、彼らはおしなべて情熱的に勉強をしています。

そして、選ばれるために自分を磨かなくてはいけないわけですが、「自分の中のなにを磨くか?」というのが重要です。自分に向いていない分野を伸ばしても非生産的です。自分の強みを知る方法は下記の記事にまとめてあります。

参考

自分の強み・長所・適性をチェック!仕事が楽しく幸せになる方法ともろぐ

そして、自分の気質を理解し、自分の気質にあった分野を磨くことが大切です。気質については、下記の記事をご一読ください。

参考

内向的・外向的な性格の診断チェック:5つの特徴を徹底解説ともろぐ

社会と上手に関わる方法は、約束を守るだけ

社会と上手にかかわる方法は、実はとても簡単です。 約束を守る。ただこれだけで、どんな相手との、どんな難しい仕事もうまくいきます。約束をきちんと守ることを積み重ねていけば、いずれ自分は多くの人から信頼されるようになるでしょう。これほどシンプルな話なのに、約束を守らない人はたくさんいます。

もう本当に、本当に実感します。これは友達同士でも言えることなのですが、やはり「仕事ができる人は約束を守る」んですよ。逆に遊ぶ約束をした場合に、仕事ができない人はドタキャンする傾向があります。また、遅刻する傾向があります。

これは個人的な統計なので、全く正しいといいませんが、親しき仲にも礼儀ありという言葉ある通り、いくら友達でも約束を守れない人間は、信頼することができません。そして、松浦さんが仰る通り、こんなシンプルなことができない人が多いです。

だから、約束を守るだけで信頼されて、仕事が上手く回るようになると思います。逆をいえば、それくらい約束を守るというのは大切なことなんです。上司からの命令に関しても、約束を守れないことは引き受けてはいけません。これはビジネスの鉄則です。

最優先事項は、自分の身体と心の健康

どんなに火急の仕事より、どんなに重要なプロジェクトより、どんなに難しいクライアントより、最優先すべきは自分の体と心の健康です。逆に言うと、体と心が健康でなければ、どんなに簡単な仕事でもミスをしますし、なじみの取引先ともトラブルを引き起こします。体調を崩せば、「できてあたりまえ」のルーティンすら、ままならなくなるのです。きちんと健康管理ができてこそ仕事ができるし、プライベートも充実する。これは確かな真実だと思います。(中略)「本当に大切な仕事なら、心身を犠牲にしてでも成し遂げるべきだ」 世の中にはこういった価値観をもつ人もいますが、単なる悪しき習慣だという気がします。寝る間を惜しんで働き、一時パフォーマンスが上がったように感じても、長年、実績と信頼”を積み重ねていくためには、かえってマイナスになると思うのです。だから僕は、何があろうと睡眠時間は削りません。

これも非常に共感です。フリーランスになってより痛感しました。人間は健康を損なうといとも簡単にミスやトラブルを起こす生き物ですし、正常な判断もできなくなります。ブラック企業を辞められずに過労死してしまう人が多いのもそれが理由です。

上述した通り、約束を守ることは大切ですが、それは「健康な身体と心」があってのものです。もし、業務中に健康を損なうことがあれば、それは事情を話して代替案を提示するなどしましょう。下手に無理して仕事をしても大惨事になるでしょう。

しかし、一方で、筋肉と一緒である程度の負荷がないと成長しないという側面もあります。この辺の塩梅は難しいところですが、自分の身体と心に正直になってみれば、それは察しがつくと思います。仕事も人生も、健康があってこそですからね。

人が成果を上げるのは、自発的に動いたとき

人が実力以上の力を発揮したり、はっとする成果を上げるのは、たいてい自発的に動いたときです。誰かに命じられたプロジェクトでは成果が出る確率も低く、ますます仕事が面白くなくなるという悪循環が生じます。フリーランスとは、誰にも管理されない働き方です。 基本的に、「これをしなさい」と誰かが仕事をくれることは、まずありません。自分で仕事をつくり出し、自分で「何時から何時まで、このように働く」というルールをつくらなければ、たちゆかないでしょう。「やる気になったときにやろう」と思っていたら、仕事の責任は果たせません。

「今日は気分が乗っているから徹夜をしよう」と無理をしても、万が一倒れたとき、助けてくれる人はいません。フリーランスであれば、自分で自分を律して守る以外の働き方は、成立しないのです。一方、会社であれば、ただぼんやり机に向かっているだけでも、「やるべきこと」は誰かが与えてくれます。面白かろうとつまらなかろうと、指示に従っていれば時間は自然に過ぎていき、いちおうの仕事はできます。極論すれば、まったく頭を使わずに働けるので、楽といえば楽です。(中略)

実は、フリーランスであろうと組織に属していようと、原則は同じこと。「今より仕事ができるようになりたい、自分なりの仕事をつくり出し、自分に合った働き方をしたい」と願うなら、ルールをつくりましょう。誰かから与えられるルールではなく、自分自身が決めたルールに従って暮らしてみるのです。もしも自分で、自分のルールをつくり、自分を自分で管理したいのなら、一番よい訓練方法は、オフタイムを規則正しく過ごすことです。会社にはすでに決められた「やるべきこと」が多数あるので、訓練の場としては適していません。指示を待つだけになると、やがては人のルールに飼い慣らされ、しまいには依存せざるをえなくなります。自分のルールなど生み出せません。やるべきことを誰からも指示されないオフタイムこそ、リズムを守って暮らしましょう。

これも共感しかないですね。だから僕は少しでも実力以上の力を発揮するために、フリーランスになりました。ただ、フリーランスは誰からも管理されない働き方ですので、自己管理が非常に大切であり、それが非常に難しいです。日々、試行錯誤しています。

サラリーマン時代は正直な話、すごい楽だったのですが、会社から管理されたり業務命令に従わないといけない以上、大変な面も多かったです。フリーランスは仕事を作り出さないといけないぶん、大変ですが、その分やりがいがあるので楽しいです。

どちらがいいとか悪いとかではなくて、どちらにも一長一短があります。これからの働き方については、下記の書籍が非常に参考になりましたので、ご興味ある人は参考にしてみてください。

参考

10年後の仕事図鑑:堀江貴文&落合陽一【書評】ともろぐ

仕事と遊びはつながっている

「仕事は好きじゃないけど、遊ぶためには働いてお金を稼がないと……」「残業続きで厳しいけど、そのぶんのお金で何か買えるからうれしい……」時折、こういう発言をする人がいます。 これは「遊ぶために働く」という考え方で、おそらく、そう珍しいものではないのでしょう。しかし僕は、この手の話を耳にするたびに驚きます。発想の根幹自体が、何か違うと思うのです。

仕事と遊びは厳密に線引きできるものではなく、つながっていると僕は考えています。仕事が我慢と苦労だけだったら、どうして一生懸命にやれるでしょうか。仕事には仕事の喜びと、面白さがあります。何より、自分を社会に役立てて人を幸せにするという目的があります。 これほど価値があるものを、同じく価値ある私生活ときっぱり区分けする人生など、ずいぶんこぢんまりして、つまらないと思うのです。

これも共感しかないです。仕事と遊びを分けるという考え方は決して珍しくありませんが、成功者の人の共通点として、分けて考えている人ってまあ見聞きしないんですよね。仕事が苦役という感覚で働いている限り、日本の労働生産性は上がりません。

起きている時間において、人生の半分近くは仕事なのだから、その仕事を苦役として捉えてしまうのは、幸せな人生を送る上で、僕は賢い選択だとは思えないのです。僕は今フリーランスとして毎日仕事していますが、毎日楽しく過ごせています。

笑顔と挨拶と自分の意見を伝えることの重要性

笑顔と、挨拶と、自分の意見をはっきり伝えること。これさえ備えておけば、どんな国のどんな人とも、つながりをもつことができます。アプローチの二つ目、挨拶で大切なのは、決して照れないこと。笑顔同様、挨拶もコミュニケーションには欠かせないものだということは、みんな知っています。僕がこういった話をすると、たいていの人はうなずいてくれます。挨拶の大切さも、いやというくらい聞かされているのでしょう。

しかし、実際に気持ちよい挨拶ができているかといえば、答えはノー。挨拶をしてはいても、相手の顔を見なかったり、下を向いて声だけ出していたりします。理由はおそらく、恥ずかしいからだと思います。しかし、挨拶によって「あなたを気にしていますよ、あなたに関心をもっています」というメッセージが伝わると知れば、そんな照れなど馬鹿馬鹿しくなるはずです。僕は、どこにいても常に気持ちよい挨拶を心がけています。僕は一番に出社しているので、必ず自分から「おはよう」と声をかけます。あまり知られていない挨拶のもう一つの効能は、先に声をかけた人が、場の雰囲気をコントロールできること。先に挨拶すると、自分のペースがつくれます。

日本であっても、ことに仕事では、意見ははっきりあったほうがいいでしょう。それには日頃から、自分の考えや意見を整理して言語化する訓練をしておくこと。これにも効能がもう一つあり、自分の意見がまとまると、それを誰かに話したいと思うようになり、積極的にコミュニケーションを取るきっかけになります。

これは耳が痛かったです。というのも、組織内で僕は挨拶と自分の意見を伝えることがとても苦手だったからです。それで嫌われたり、人からよく思われないことが何度かありました。自分の羞恥心のために挨拶しないのはよくないことですよね。

ここでの学びは、自分が先に挨拶することで、場の主導権を握れることです。確かに、場の主導権を握っている人は、挨拶とかコミュニケーションを積極的に取りますよね。僕は人見知りを言い訳にして、疎かにしていたので、素直に反省しました。

距離を縮めすぎると依存し合う関係になる

個人的なことを話し合ったり、仕事を離れてまでプライベートな付き合いをし、友だちのように仲良くなる必要は余程のことがない限り必要ないと僕は考えています。なぜなら、仕事とは、一つの目的を成し遂げることだから。 「みんなでやる」といっても、「全員の力」なんてものは存在しません。一人一人の個別の力を合わせて「みんなでやる」のですから、仕事とは本来、個人的なものです。馴れ合いや、クラブ活動のような仲良しごっこはやめましょう。距離を縮めすぎると、依存し合う関係になります。独立した個人と個人として尊重し合いながら、プロとしての責任と役割を果たしていく。ドライに響くかもしれませんが、これが心地よく成果が出る「みんなでの働き方」です。

ココでの学びは、必要以上に距離を縮めないことでしょうか。よく距離を縮めると勘違いして、馴れ馴れしく接してくる人が多いんですよね。そして、そういう人はえてして、依存してきたりします。そういう人とはいい関係は結べません。

ドライかもしれませんが、結構的を得ていると思いました。よく起業家でも、友達と絶対に起業するなという鉄則があります。なぜなら多くの人間がそれで失敗するんですよね。過度な馴れ合いは仕事に支障をきたすことを心得ておきたいです。

自信家は成長しない

自分を成長させるには、自信家であってはなりません。むしろちょっと自信がないくらいでちょうどいいと思います。「この考えで大丈夫なのか?ほかの方法があるのでは?」僕は一日に何回も、こうした疑問を自分に投げかけています。疑問について、えんえんと考え続けます。疑問を呈し、その都度、頭から煙が出るほど考える。この思索の繰り返しが、発想の源だとさえ感じています。

これは周りをみていても、自分の人生を振り返ってみても痛感します。林修先生も敗因の3箇条の1つとして「慢心(残り2つは情報不足と思い込み)」を挙げていましたが、人間は自信がありすぎると自分を改善しないので、成長しないんですよね。

それよりも自分の考えは合っているのか?この方法で合っているのか?と自問自答できる人のほうが圧倒的に仕事ができるんですよね。常識を疑い、物事に疑問を感じることができる人は思考力が高くて、強いですね。中身のない自信家は痛いです。

毎日1時間は考える時間・勉強する時間を確保する

 一日に最低一時間、僕は必ず「考える時間・勉強する時間」を確保しています。人はたいてい、世の中のあれこれに絶え間なくさらされています。普段はなかなかまわりからの雑多な影響を遮断できないので、考える環境づくりという見地でも、定期的に一人になるといいでしょう。

なかなか集中して考えられないときの僕の方法は、静かな部屋で机に向かい、頭の中に一枚の白い画用紙を置くというもの。物理的に紙を使うのではなく、あくまでイメージトレーニングです。頭の中に真っ白な紙を置いたら、一番先に浮かんだ言葉をそこに書き留めます。その言葉について、あらゆる角度から「何だろう?」「どういう意味だろう?」と深く考えていきます。

一つの言葉についてそれをしたら、どんどん言葉が浮かんできます。それらを一つひとつ書き留めていきますが、その際は白い紙に整理していくような意識でイメージします。バラバラと単語が並んだら、「これとこれが、こうつながって、この点を解決すればスッキリするな」とわかってきたりします。 これを繰り返すうちに、すっと考える癖がついてくる、便利な方法だと思います。

忙しい現代人は日々の生活に追われて考える時間を確保することができない人が多いと思います。僕の会社員時代も、考える時間を確保できずに自分が何をしているのか、よくわからないまま上司に言われたことをただこなしていたことが多かったです。

しかしフリーランスになって、時間に余裕ができて、色々と考えるようになってから、飛躍的に自分の思考力が向上したのを実感しています。僕は思考整理の場としてブログやTwitterを活用していますが、松浦さんはイメトレで鍛えているようですね。

仕事に不可欠なことは、安定した集中力と継続力

僕があえて言うまでもなく、仕事をしていくうえで不可欠なのは、安定した集中力と継続力です。どちらが抜けても満足できるキャリアは築けませんし、一つに偏りすぎては自分が壊れてしまいます。この二つのバランスを取ることは、「自分を守る働き方」を見つけることだとも思います。集中力を高めるには、睡眠不足を避け、心身のコンディションを整えておくのが一番。疲れを持ち越さず、働きすぎないことが、集中力を保つ秘訣です。そのためには「まだがんばれる」と思っても途中でセーブすること。

フリーランスとして、ほぼ自宅で仕事をしていると嫌でもこの2点を痛感させられます。松浦さんは睡眠と健康を整えているようですが、僕もこの2点に関して日々試行錯誤しています。継続する方法については下記の記事を参考にしてみてください。

参考

堀江貴文氏の「嫌なことの続け方」が凄すぎる!継続する方法まとめともろぐ

期限を設定する習慣を付けましょう

具体的には仕事を頼まれたら、自分で期限を設定する習慣をつけましょう。 「この書類をつくってもらえないか?」と上司に言われたら、「はい、わかりました」とそのまま引き受けるのではなく、「わかりました。一週間後の今日までにつくって、ご報告します」と自分で締め切りを決めて答えるだけでいいのです。もちろん、ほかの仕事との兼ね合いも考え、自分が無理をせずにできる期限を設定します。

もしも急ぎの仕事であれば、「なぜ一週間後なのか?」と上司のほうから尋ねてくるでしょう。そうしたときも慌てず、「今はこの仕事と、この仕事を抱えていまして、優先順位をつけて取り掛かると、今伺った仕事はどうしても一週間後になります」ときちんと説明すればいいだけです。部下にこのように言われて、腹を立てる上司などいません。むしろ、「自分の仕事内容を把握しているし、効率的に判断し、管理能力がある」と評価される場合が多いと思います。

フリーランス、会社員問わず、仕事を頼まれた場合の対応として、締切を設けるのは非常に有効だと思います。このとき、この仕事はどのくらいの時間で終わらせることができるのか?という判断ができなくてはいけないのですが、便利なツールがあります。

それが「toggle」です。これは非常に簡単にタスクの時間を管理することができるので、フリーランスの間ではとても重宝しています。僕はこれまでこういうツールを知らなかったので、感覚的に仕事していたのですが、これを使用してから手が離せなくなりました。

毎朝5時起き

起床は朝の五時。目覚まし時計を使ったことがなく、自然に目が覚めます。長年、五時に起きているので、体内時計がセットされているのかもしれません。休日も原則として、同じ時間に起きています。出社は八時と決めています。編集部員の定時である九時十五分までの時間は、一日を見渡し、集中力を高めるためのひとときです。まずはハンドクリームで手と指の手入れ。硬くなった皮膚や関節をほぐし、ハーブのアロマで気分を整えます。煙草やお酒といった嗜好品をたしなまない僕にとって、香りはリラックスや気分転換、集中のために欠かせない小道具です。

松浦さんは、なんと毎朝5時起きだというのです。スティーブ・ジョブズなど多くの経営者が早起きで、午前中にタスクをこなしている通り、仕事の生産性が高いのが午前中なんですよね。これについては今後、ぜひ身に付けておきたい習慣です。

まとめ

本書を読んでみて感じたのは、多くの成功者と同じ考え方をしているということです。ここで書かれていることを実践できれば、嫌でも仕事ができる人になれると思います。松浦さんは成功するべくして成功した人というのがよく理解できる本でした。

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