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新世代CEOの本棚7選&佐藤航陽8選【要約・感想・書評】

新世代CEOの本棚7選&佐藤航陽8選【要約・感想・書評】

こんな疑問や課題に答えます。

2016年3月出版「新世代CEOの本棚」の内容や評価、感想とは?

活躍する社長はどのような本を読んで、どのような読み方、そして考え方を得たのだろう?

とも

本書は、「NewsPicks×文藝春秋」の人気企画を書籍化したもので、巻末には働き方や生き方に関する本が目白押しの164冊のブックリストが付いてきます。取材対象者は下記の有名なCEO10人です。

  1. 堀江貴文(ライブドア元CEO)
  2. 森川亮(LINE元CEO、C Channel CEO)
  3. 朝倉祐介(ミクシィ元CEO)
  4. 佐藤航陽(メタップスCEO)
  5. 出雲充(ユーグレナCEO)
  6. 迫俊亮(ミスターミニットCEO)
  7. 石川康晴(クロスカンパニーCEO)
  8. 仲暁子(ウォンテッドリーCEO)
  9. 孫泰蔵(Mistletoe CEO)
  10. 佐渡島庸平(コルクCEO)

ということで、今回も印象深い箇所や共感した学びの大きい部分を紹介していきたいと思います。

新世代CEOの本棚7選

たくさん紹介したい部分があるのですが、キリがないので7つに厳選して紹介します。

仕事に役立たないものは読まない

いい本を見分けるには、まずロジカルかロジカルじゃないか。ロジカルじゃないものは読まないので、小説は読みません。そういうと、つまらない人間に思われるかもしれませんが、僕はあくまで仕事に集中したいので、仕事に役立たないものは読まないようにしています。森川亮(LINE元CEO、C Channel CEO)

LINEアプリで1発当てた社長の森川さんは、なんと仕事に役立たない類の書籍(小説など)は一切読まないだそうです。ロジカル(論理)でないものは読まないとは、徹底していますよね。これをLINEの社長がいうことに価値を感じます。

ハイライトしたところは、キンドルのウェブの管理画面でコピペできる

最近はもっぱらキンドルの電子書籍です。本がうずたかく積まれることがないので、QOL(生活の質)は格段に向上しました。キンドルで読むときは、気になったところを全部ハイライトしています。ハイライトしたところは、キンドルのウェブの管理画面でコピペできるから、それをEvernoteに貼り付ければ、メモを取る手間が省けます。朝倉祐介(ミクシィ元CEO)

僕も読書はなるべくキンドルの電子書籍で読むのですが、その際に気になったところをハイライトしています(紙の場合は、付箋を付けています)。そしてそれをキンドルのWEBの管理画面でコピペして、エバーノートに貼り付けるようにしています。

今は、エバーノートではなく、グーグルキープの方が使い勝手がいいと感じたので、乗り換えました。もっといえば、結局メモしても見返さないのと、自分だけのモノにするよりも共有した方がいいと思い、こうして読書メモを記事化するようになりました。

私と会わなければ損すると提案する

『会って話が聞きたい』という自分だけ得ればいいという姿勢ではなく、相手に『私と会わなければ損する』と思わせるほどの圧倒的な提案をすればいい」私はこれを、ユヌス先生に「出雲君、ちょっと知恵を貸してくれないか」と言われるくらいにならないと駄目だ、と置き換えました。そして、声をかけてもらえるような人間になる計画を紙に書き、連絡をいただくイメージを持ち、お会いしたときに何を話すかまで頭の中で何度も思い描いたのです。出雲充(ユーグレナCEO)

これは営業の基本ですよね。つい僕らは何かを提案する際に、自分だけのメリットに着目しがちなんですが、それでは相手は納得しません。相手が納得するような「強烈なメリット」に変換させることが重要なんですね。あとは期待値のコントロールです。

この辺りのコミュニケーション術は、100万部以上も売れた大ベストセラー本についてまとめた下記の記事を参考にしてみてください。

参考

伝え方が9割のコツまとめ 佐々木圭一【書評・感想・要約】ともろぐ

活躍する人は希望を捨てない人

「アウシュビッツ強制収容所で生き残ったのは、賢い人でも、身体が丈夫な人でもない。希望を捨てなかった人だ」ということが描かれているんですね。当時は精神的にもすり切れそうな時期だったので、「ああ、何があっても希望だけは捨てちゃ駄目なんだな」とかみしめたのを覚えています。それに、今こうして会社を経営していても、活躍する人は希望を捨てない人だと実感します。頭がいい、体力がある、学歴が華々しい。こうした要素は履歴書では目を引きますが、仕事ができるかどうかにあまり関係ありません。「この会社でこんなことがしたい!」という思いが明確で、働くことに希望を持っている人のほうが、結果を出してくれるものです。出雲充(ユーグレナCEO)

働くことに希望を持っている人は強いですよね。とても実感します。だから僕もこのブログでは様々な働き方や生き方を伝えて、嫌な会社で嫌な仕事を嫌な人たちと一緒に嫌々働いている人たちに向けて、短期離職の重要性を説明しているわけです。

今は本当に景気もよく、人材不足で大変なので、雇用市場もいいですしね。これからの時代に強い人は、失敗を恐れず変化に対応できる人材です。そういった意味でもやっぱり短期離職者は強いんですよ。今は無料の転職サービスもたくさんありますしね。

参考

【第二新卒】転職エージェントおすすめ特選・比較・評判・口コミともろぐ

問題を起こす構造自体を変えるべき

彼女は「貧困は個人の能力だけでなく、置かれた環境によるところが大きい」という社会学的な捉え方で、アメリカのワーキング・プア問題を見事に描き出したのです。(中略)

社会学は心理学との違いで語られることが多い学問です。対象の行為に対して、幼年期の過ごし方や脳の構造といった「個人」に原因を求めるのが心理学。一方、社会学は家族構成や人種・宗教といった、その人が置かれている「グループ」に因果関係を求めるものです。『ニッケル・アンド・ダイムド』はその対比を見事に実証した本ですから、この2冊はぜひあわせて読んでみてほしいですね。

このとき学んだ社会学の発想は、経営をするうえでも生かされています。たとえば、社員がミスを犯したとき。普通であれば怒りたくなるシーンでも、社会学の考え方にのっとれば、それは個人の問題ではないわけです。ミスを誘発させてしまった組織の仕組みの問題であって、怒るべきことではない。問題を起こす構造自体を変えるべきであり、それこそが経営者の役割だ、というのが私の経営者としてのスタンスです。迫俊亮(ミスターミニットCEO)

これは僕も様々な本を読んで学ぶことで、貧困や学力や能力の問題を社会学的に捉えられるようになったので、非常に共感しました。人間一人一人の個体差の差なんて実は微々たるものなんですよね。大事なのは置かれた環境だったりします。だから転職は大切です。

そして、こうした社会学の発想ができる経営者がもっと増えると、日本はもっと労働生産性が高く、過労死がなくなって、みんな伸び伸びと働けるようになるんでしょうね。あと、自分が内向的か外向的か知っておくことは大切なので、下記の記事をお読みください。

参考

内向的・外向的な性格の診断チェック:5つの特徴を徹底解説ともろぐ

ちっぽけな会社が、リソースを分散させて勝てるはずがない

グーグルの「20%ルール」(業務時間の20%は与えられた仕事以外のプロジェクトに使ってよいとするルール)のような制度を取り入れて、若手が出したアイデアを事業化しよう、と。けれど私は、それを「やらない」と決めています。なぜなら、尊敬するスティーブ・ジョブズが「フォーカスすることが大事だ」と言っていて、そのやり方で成功しているからです。IBMのような大企業と違って吹けば飛ぶようなちっぽけな会社が、リソースを分散させて勝てるはずがない」と語っていました。仲暁子(ウォンテッドリーCEO)

何か1つのことに一極集中するか、それとも別のことにも分散させるかは、結構意見が分かれるところで、戦略を考える上で最も難しいところですが、僕はこの一節をみて、秋元康さんの「印象に残る、幕の内弁当はない」を思い出しました。

堀江貴文さんの多動力という言葉が話題になりましたが、多動力は、何か1つの分野を突き詰めた経験と能力があるからこそ、その効果を発揮できるのであって、何も突き詰めていないうちから分散させてしまうのは、中途半端でよくないと僕も思います。

参考

仕事。13選 川村元気【要約・感想・書評】ともろぐ

参考

堀江貴文本「多動力」熱意ない94%の会社員から抜け出す方法ともろぐ

人間はゴールを決めた瞬間がもっともやる気が高く、あとは落ちる一方だ

自己啓発書からは徐々に離れていったのですが、「自分は間違ってなかった」と納得できたのは、『スタンフォードの自分を変える教室』を読んだことがきっかけでした。本書は心理学的知見に基づいた「意志力」を養うための講義がまとめられていて、その中で「人間はゴールを決めた瞬間がもっともやる気が高く、あとは落ちる一方だ」と書かれています。仲暁子(ウォンテッドリーCEO)

元々Facebookに勤めていた仲さんが自己啓発書を読み漁っていたことにも驚きましたが、心理学的知見を大切にしていること、そして読書によって自分の信念に自信を持つようになる一面が、共感とともに印象に残りました。

経営コンサルタントとして多くのビジネスマンから支持されている大前研一さんも、「最も無意味なのは、決意を新たにすること、だ。」と下記のように仰っていますもんね。

佐藤航陽さん(メタップスCEO)8選

新世代CEOの本棚13選【要約・感想・書評】

なぜかメタップス社長の佐藤航陽さんだけ、印象深い箇所が多かったため、8つ紹介したいと思います。

本は、読むタイミングが重要

本は、読むタイミングが重要です。今の私は、スタンフォード大学客員研究員という立場で、ヒリヒリした経営の現場からは離れているので、危機の際の人事はこうあるべきといった話を読んでも、正直に言って、そこまで興味はわきません。必要に迫られて読んだときのほうが迫力もあるし、得られることも多いものです。

これは目から鱗が落ちたとともに、そうだよなあと深く感心させられました。特に目的もなく、差し迫る状況でもないときに読んでも、全く興味がわかないんですよね。読書は、この本で得られそうなことが、すぐさま必要なときがベストですね。

本を読むことと実際に試してみることは、ワンセット

本の情報は、あくまで仮説を立て、自分の仮説が間違っていないかを検証するための一部なので、本を読むことと実際に試してみることは、私の中ではワンセットです。何かを知りたいと思ったときは、関連書籍をまとめて買ってきて、1週間くらい部屋にこもって、朝から晩まで読んでいます。アポイントも入れません。アマゾンでキーワード検索をかけて、上から5~6冊を購入し、興味のあるところだけを拾い読みして概要をつかむ。もっとくわしく知りたいときは、その著者の本をさらに買って読んでみます。

先程の話と共通するのですが、読書はアウトプットありきでインプットするととても頭に残りますし、血肉化できるんですよね。佐藤さんは関連書籍を5〜6冊、興味に応じて一気に拾い読みするというので、僕も真似しようと思いました。

仕入れの時期とアウトプットの時期が交互

読むのは紙の本が中心です。電子書籍だとページを飛ばしにくいからです。逆に、知りたいことがないときは、本から得た仮説を実際に試してみるのに忙しくて、一切本は開きません。仕入れの時期とアウトプットの時期が交互にやってきます。ちょうど定期的に花に水をやらないと枯れてしまうように、定期的に本から情報を仕入れて、凝り固まった頭の筋肉を解きほぐして、新しい仮説を育てていくイメージです。

インプットばかりだと意味がないので、やはりアウトプットありきでインプットすると、気持ちいい実りのある読書ができますよね。目的のない読書は単なる娯楽ですからね。

もちろん興味のある分野を読んでいるので、娯楽みたいな側面もあるのですが。要はCEOは、好きなことややりたいこと、興味の強いことを仕事にしているということですね。じゃないと、なかなかCEOとしてずっと活躍できないと思います。

これはちきりんさんも仰っていたことですね。

参考

ちきりん著「自分の時間を取り戻そう」から学ぶ人生を楽しむ力ともろぐ

自分で会社を立ち上げてから読書するようになった

子どもの頃は本はまったく読みませんでした。何の役に立つかわからなかったからです。どちらかというと、一人で考えごとをしている子どもでした。ものすごく外で暴れるときと、一人きりで考えるときの両極端。非常にわかりにくい子どもだったと思います。本をたくさん読むようになったのは、自分で会社を立ち上げてからです。自分にあまりに知識がないことに気づいて、ちゃんと情報を仕入れようということで、当初は「会社の立ち上げ方」のようなノウハウ本から読み始めました。事業が多少軌道に乗ってきてから出会ったのが、ジェフリー・ムーアの『キャズム』をはじめとする一連の本です。

そして、やはりCEOの方は、自身の仕事に役立つから本を読むという方が多いですね。僕が勤めていた会社の社長もとても読書家でした。やっぱり読書する人は、様々な人の考え方を知っているので、視野が広い人が多いです。

安全牌ばかり投資してはいけない

事業でも資産でも、安全牌ばかり選んでリスクのあるものに投資していないと、逆にそのことがリスクになる。8~9割はほぼ確実に計算できる事業に投資しつつ、残りの1~2割は自分ではちょっとわからないけれども、とりあえずやってみようという事業に投資する。その比率は意識しています。

これは投資する上で、また自身のリソースをどのように配分する上で参考になりました。グーグルの20%ルールじゃないですが、やはり1割くらいは面白い分野に投資するのは大切ですね。

例えば、仮想通貨なんて、皆が知らない数年前に、10万円でも投資していたら、数千倍になっているのだから、痛感します。

他人と同じことをしている時点で勝ち目はありません

現在は、情報と資本でレバレッジをかけている会社は急成長していますが、雇用と営業でレバレッジをかけようとする会社の成長のスピードには、限界があるということです。 ビジネスというのは、そもそも99%の人が負ける世界です。上位1%が残りの99%の利益を総取りする世界なので、他人と同じことをしている時点で勝ち目はありません。(中略)

興味の赴くままにいろいろな分野の本を読んでいますが、一つだけ懸念しているのは、知識量が増えすぎると、全部相対的に見えてしまって、経営者としてはパッションを持ちにくくなるという面があることです。同じことは、ドワンゴの川上量生さんも昔からよくおっしゃっていました。経営者はバカじゃないとできない、と。 『ルールを変える思考法』には、みんなが「これはイケる」と口をそろえるプロジェクトは時すでに遅しで、みんなが反対するところに勝機があると述べられています。みんなが反対しても押し切るには、バカでいる必要があるのです。

ビジネスは上位1%が利益を総取りする世界という話も、仮想通貨のビットコイン保有者上位4%が97%を所持している話をみても納得できます。また、世界の資産の半分は8人の投資家が占めるというデータもありますからね。

参考

この8人の大金持ちは、世界人口の半分と同等の資産を持っているハフィントンポスト

そういう知識を得ていれば、自ずと「他人と同じことをしていては勝てない」という結論が導き出せます。日本は画一的な教育により、とにかく各々の個性を殺すような社会構造になっているので、一歩抜きん出るには自ら違う分野にはみ出すことが大切です。

そして、面白いのは、皆が反対するようなことにこそ、勝機があるという点です。仮想通貨もみんなが怪しい!危険だ!という頃に投資していた人は今では億万長者ですからね。。

参考

堀江貴文本「すべての教育は洗脳である」が脱社畜の方法ともろぐ

長めの時間軸で情報を仕入れるなら、本に勝る情報源はありません

未来を先読みするときに、もっともベースとなるのがテクノロジーに対する理解です。長めの時間軸で情報を仕入れるなら、本に勝る情報源はありません。コンピュータの黎明期から現在に至るまでの歴史を知っておけば、この先の展開が読みやすくなる。先にフレームを用意しておけば、日々のニュースで起きていることが、どのあたりの話なのか、見通しが立つようになります。

これからの時代はテクノロジーを理解することが大切になります。そして、そのテクノロジーを理解するには、歴史を知ることが大切ですね。そうすることで、未来を予測できるわけです。そうした理由から、経営者は古典を読む人が多いですね。

物わかりがよすぎると人を巻き込むことができない

何かを思い込んでいる人がすごい集中力を発揮する。その人の思い込みが強いほど、その熱が周りに伝わり、世の中が動いていきます。ところが、いろいろ考えて、この人の立場もわかるし、この人の立場もわかるとなると、動けない。どちらの言い分にも一理あるとなると、主張できなくなります。

勘違いでもなんでも、自分が信じていないことで、他人を動かすことはできません。 スティーブ・ジョブズがスタンフォード大学で語った有名なスピーチの締めの言葉、「Stay hungry, stay foolish」。「ハングリー」の意味はすぐにわかりましたが、「フーリッシュ」の意味が最初はよくわかりませんでした。でも、バカじゃないとダメなんだ。物わかりがよすぎると人を巻き込むことができないんだということが、今はよくわかります。

これはApple社の創始者、スティーブ・ジョブズが卒業式でスピーチした内容ですね。クビがもげるほど頷きます。よく議論をする上で、「AともいえるけどBともいえるよね」というツイートがRTされて回ってくることがあるのですが、心動きません。

立場を明確にしてポジションを取った人の声の方が心に響きます。他者に配慮しいいねを貰える声は「AともBともいえる」だと思いますが、人の心を動かす声は、どちらかにフォーカスした声です。ポジションを取れと落合陽一さんも仰っていましたね。

参考

仕事やめたい!スティーブ・ジョブズならどうする?【名言9選】ともろぐ

まとめ

この本を読むことで、CEOの考え方や読書術を一気に知ることができます。さらに人生を変えたオススメ書籍を知れるので、とてもコスパのいい本でした。さすが人気企画です。そして、大御所12人にインタビューした下記の本と合わせて読むと最強です!

参考

仕事。13選 川村元気【要約・感想・書評】ともろぐ

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