圧倒的・人間的成長を自分にないものに求めて、自分にないものを持っている人の会社に入社した経験があるのですが、大失敗に終わったので綴ります。
自分にないものを持っている人から人間的成長は得られない
僕は典型的な文化系の人間なんですが、人間的成長を求めて、体育会系の社風の会社に入社したことがあります。
体育会系の会社については、下記の記事がよく実態を表しています
しかし、文化系の人間が体育会系の社風の会社に入ると、体育会系のいい面を吸収して成長できるかといったら、全くそんなことはありませんでした。むしろ、体育会系の人とのやりづらさを感じて、すぐに退職に追い込まれます。
自分にないものに惹かれて人間的成長を求めてはいけない
自分にないものに惹かれて、成長を求めても、自分の経験上あんまりいい結果は得られたことがありません。それがコンプレックスの解消など、ネガティブ要素の排除ならいいのですが、大きな成長を望んでいるのならお勧めしません。
自分にあるものに着目した方が人間的成長は得られる
自分にないものを求めるのではなく、自分にあるものに着目し、その中で人間的成長を求めた方が遥にいいです。少なくても自分にないものに着目しても、大きな成功は望めません。
圧倒的成長・人間的成長を会社に求めない方がいい
会社に圧倒的人間的成長を求めると、労働時間は長くても成長できるならいい、給料は低くてもいい、学べることが多いなら多くは望まない、というブラック企業の採用戦略に見事にハメられる思考に陥りがちになります。
そうなると、単純に仕事が辛くなる恐れがあります。人生の大半は仕事なので、仕事が辛くなると本当に生きるのが辛くなります。こうなったら元も子もないのでそれは回避した方がいいんです。
定時上がりで高給取りで有給消化を堂々と求めることの重要性
もっと自分にわがままでいいと思います。我慢すると、他の雇用者も我慢することになります。あの人も我慢しているんだからお前も我慢しろという同調圧力の元、会社に自分の労働力を搾取されるんです。
未来の後輩の為にも、これからの日本の若者のためにも、おかしいことは堂々と主張し、少しでもおかしいと思った会社には辞める、入らない勇気が大切です。
まとめ
以上のように、圧倒的・人間的成長を自分にないものに求めて就職すると、失敗する可能性が高いです。それよりも自分にあるものに着目した方がいいんですよ。
イチローがサッカー部に入っていたら成功したでしょうか?
中田英寿が野球部に入っていたら成功したでしょうか?
つまりはそういうことなんですよ。