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働き方完全無双:ひろゆき【書評】

ひろゆき著「働き方完全無双」【書評】

こんな疑問や課題に答えます。

ひろゆきさん(元2ちゃんねる管理人)の著書「働き方完全無双」の内容や評価、感想はどんな感じなんだろう?

とも

ネット界隈では、てっきり有名人、皆さんご存じ2ちゃんねるの元管理人ひろゆきさんの新作が出版されました。前作は「無敵の思考」というこれからの人生をお得に生きていくための考え方を紹介していましたが、今回は働き方です。

生き方としては「個人として、ワンチャンを狙いながら幸せを目指す」という趣旨になっています。これがなかなか面白かったので、印象深い箇所を引用しながら内容を紹介していきますね。

個人と社会の切り分け、個人の攻め方について

序章、第1章〜第3章、終章と5つの章で構成されており、最初は「個人と社会の切り分け」と「個人の攻め方」について綴られています。

スキルはコモディティ化するもの

スキルはコモディティ化するものです。どういうことかというと、人が身につけたことは、マニュアル化され、誰でも再現可能になり、価値が下がるということです。すると、一度身につけたスキルだけでは食っていくことはできなくなります。

テクノロジーが発達した現代では、何から何まで知識や技術といったノウハウはすぐに流通して、価値は下がってしまいます。さらに今後はAI(人工知能)も発達していくので、スキルはコモディティ(同質・一般)化し、最悪は淘汰されていきます。

したがって、ひろゆきさんはスキルが持つ価値に対していささか懐疑的です。例えば、ひろゆきさんは、2ちゃんねるの成功要因を下記のように綴っています。

「匿名掲示板の仕組み自体は元々あったけれど、途中でやめちゃう人が多く、たまたま僕だけが長く続けたから」です。世界史を学ぶと、世界で覇者になる民族がいくつか現れますが、それは彼らが優れた能力を持っているからではなく、地政学的に有利な場所にいたことが要因として大きいのです。つまり、「たまたま、そこにいたから勝てた」のです。

これはブロガーやユーチューバーといった最近勃興した職業で考えてみると明らかです。初期段階でスタート(先行者利益)し、長く継続していると、何かのきっかけで一発当たれば一気にファン(影響力)がついて、拡散されていくという流れです。

つまり、スキルの大小というよりも、タイミングや継続が重要ということです。人間にそこまで「個体差」はないですからね。継続するには「好きなこと」がキーワードになっていきますね。

神様が人類の進歩を止めてくれていた

神が決めたルールどおりに日々の生活を送るだけで満足して幸せを感じることができたのです。

1300年頃までは神様が全て世の中を決めており、神様を信仰していれば幸せになれると考える人達が多かったので、人類は思考停止に陥り、進歩しなかったのですが、レオナルド・ダ・ヴィンチやガリレオ・ガリレイなどの思想家の登場により、人類が飛躍的に進歩していきます。

しかし、人類の進歩によって核兵器までも生み出してしまい、結果的に人類の寿命を短くしているとひろゆきさんは主張しています。そのため、人類の進歩はよくなく、お金を稼がなくてもいい生活保護やベーシックインカムを推奨しています。

一方で、頑張りたい人は頑張ればいいわけで、その人達の税金により、生活保護やベーシックインカムを受給している人たちは、頑張る人を応援するようになり、日本の出る杭を打つ悪習がなくなりいい国になると仰っています。

参入障壁は下げておく

「悪評も評判のうち」ということもあって、知名度が上ってくれることも、もちろんメリットなのですが、それとは別に、バッシングをされると、「他社が参入してこない」というメリットもあります。クレームや悪評に耐えられる人は、僕が知る限り、そこまで多くないので、あえてそこに参入してくる人は少ないのです。(中略)

アメリカのコメディアンは、「敵」を作ることをします。言っちゃいけないことを平気で言いますし、政治家の悪口もどんどん言います。けれど、それを「面白い!」と言うファンが1万人もいれば、それで食っていける仕組みになっています。僕は学生時代に留学経験があったので、そういったアメリカ型のコメディアンの生活が身近にありました。

これも上述した通り、ブロガーやユーチューバーと一緒です。彼らは露出が激しくなればなるほど批判がつきません。特に広告収入というビジネスモデル上、常に「金目的か?」と批判に晒されます。でもそれが参入障壁を上げて勝率を上げるんですよね。

著述家最強説

ネットサービスだけでなく、「著述業」もしているので、経費で落ちないものがほとんどありません。海外に旅行したことも、イベントで話したり、ブログや書籍に買いたりするので、旅行代も経費になります。行ったはいいけどネタにならないことだってありますから、無理に仕事につなげなくても割とOKだったりします。本業作家でなくても、ブログを書いて広告を貼っておいて、月に数百円が入ってくるだけで著述業は成立します。

これは僕もこのブログを運営しているので、とても理解できます。ただ、旅行もネタになるので経費として落とせるとはちゃんと認識しておらず、あんまり経費に計上していなかったので、これだけでもとても参考になりました。

勇気ある行動がブラック企業をなくす

日本はどんどん景気が悪くなりますが、モノやサービスの質は下げられないので、ブラック企業は増え続けることになります。(中略)ブラック企業で働いている人たちがいるから、ブラック企業が生き残れてしまうわけで、働く人がいなくなれば必然的に回らなくなります。

これは本当にその通りで、僕自身もブラック企業に2社入社して、これを痛感しました。僕は幸い本などを通じてそのことを熟知していたので、1社目は一ヶ月で退職、2社目は三ヶ月で退職することで、ホワイト企業で働くことができました。

ブラック企業を辞めないことは、世間のブラック企業を肯定していることでもあり、さらに自身の人生をブラック企業に捧げている行為でもあるので、とてももったいないことです。さっさと辞めてホワイト企業で楽しい人生を過ごすことをオススメします。

もしブラック企業に勤めている人(会社に行くのがダルいと感じている人)は、転職する際に僕が使用したり、役立ったサービスについては、下記の記事にまとめてありますので、参考にしてみてください。人生が好転します。

参考

【第二新卒】転職エージェントおすすめ特選・比較・評判・口コミともろぐ

ゲームに変える技術

スーパーの惣菜売り場で働いたことがあって、ある日、ウナギを担当して売ってました。そこで、結構売りさばくことができたのです。お客さんに向けて大声を出しても、意外と反応が薄かったりします。自分に言われている気持ちにならないんですね。

けれど、人通りが少ないときに一人に向かって声をかけると、相手は反応せざる得ない気持ちになります。そうやって何人か声をかけると、5〜10人に1人は買ってくれます。というように、つらいことでもゲーム感覚にするコツを覚えたのです。

これもとても納得です。どんなことでも、ゲームと思って、取り組んでみると成果は上がるし、とても面白く楽しいのものになります。単なる仕事だと思って適当に「うなぎ入ってますよ〜!」なんて声掛けしても誰も耳は傾けませんよね。

これは単に仕事としてやっている人の行為です。成果を上げる人は、ちゃんと仮説を立てて、検証します。日本の生産性が低い原因の1つは、成果よりも仕事としての体裁にこだわって惰性で働いている人が多いからなんですよね。

詳しくは下記の記事で詳しく解説しています。

参考

ちきりん著「自分の時間を取り戻そう」から学ぶ人生を楽しむ力ともろぐ

動物的に「強い人」はトクする

人間が人間と対峙したときに、「動物的に勝てるかどうか」で判断する人は意外と多いです。(中略)単純に体が大きい人のほうがリーダーシップを発揮して有利に物事を進めることが多いです。いくら年下の後輩でも、体格がよくて精悍な顔つきだと、強気に出られないこともありますからね。そういった戦略的な意味で、やはり筋トレはしておいたほうがいいと思います。

運動や筋トレは、堀江貴文氏や勝間和代氏、メンタリストDaiGo氏といったほとんどの方が推奨していますよね。脳科学的にも、健康的にも、交渉などの人間関係においても、また恋愛においても全てにおいていい方向に作用します。体は資本です。

ただ、社会人になるとなかなか運動習慣がついていない限り、続かないですよね。運動習慣が続く秘訣については下記の記事を参考にしてみてください。僕はこれで毎週運動が続いています。週2回以上のジム通いにです。

参考

堀江貴文氏の「嫌なことの続け方」が凄すぎる!継続する方法まとめともろぐ

個人の守り方

第2章からは「個人の守り方」と「企業の論理」について赤裸々に綴られています。

生活保護戦略

僕の友人に、元エンジニアで今は生活保護をもらって生活している人がいます。元々、すごく優秀だったのですが、働くのが面倒になり、うつ病ということにして診断書をもらって生活保護を取得しています。

少し前まで、うつ病の診断をよく出してくれる病院がたくさんありました。今は減ってしまったようですが、ネットで調べれば、診断書をくれやすい病院が出てきます。(中略)そのワードを言うと、診断書を出さざるを得ないのです。

守りの戦法ということで、生活保護の取得方法まで提示してくれているのが、ひろゆきさんの面白いところです。不正受給はよくないですが、変なプライドを抱えるくらいなら、このくらいの強かさは生き残るために持っておいた方がいいということですね。

ニート時代を黒歴史にしない方法

日本には、失業保険をもらわない人が結構いるみたいです。会社を辞めたら、すぐに就職してしまうのですね。(中略)会社を作っておいて、個人事業をしていたことにすれば、経歴だって傷つきませんし、むしろ評価されるかもしれません。(中略)起業と聞くと面倒そうなので行政書士に頼む人が多いのですが、法務局の人はとても親切なので、足りない書類や書き方は聞けば教えてくれます。

自己都合退職の場合、最初の3ヶ月間は貰えません。また選択肢によっては1年や2年といった長期間の受給期間を受けられます。そして個人的に目から鱗が落ちたのは、空白期間を起業していたことにすることです。確かに起業経験は強いです。

しかも法務局の人を利用する発想はありませんでした。失業保険の詳しい仕組みについては下記の記事で詳しく解説しています。

参考

雇用・失業保険/雇用・失業手当は公共職業訓練がお得すぎるともろぐ

Googleの採用方針

グーグルでは、採用したい人が入社後に一緒に働くであろう部署の人たちを面接に呼びます。その人たちに、「この人と働きたいですか?」と、後で聞くためです。そこでもし、一人でも「イヤだ」と言う人がいれば、絶対に採用しないのです。

働く上で一緒に働く人ってすごい大切だと思うのですが、組織にいると人事や管理職の人の方針で勝手に採用してしまいますよね。しかしグーグルは現場で働く人の意見も聞くというのは、さすが世界一の企業は違うと思いました。

これならもし間違った人を採用しても、現場の人たち全員で決めたことなので、とても納得感がありますよね。他人が決めたことで失敗すると非常に不快ですが、自分で決めることで責任感も生まれ、反省もするので、とてもいいですね。

オリンピック以降の日本は厳しい

専門家や学者、政治家の方と対談やイベントで一緒になったときに、「将来、日本は良くなりますか?」と必ず僕は質問しているのですが、まともな道筋を示してくれる人にまだ会ったことはありません。ちゃんと物事を考えられる人は共通して、「オリンピック以降の日本は、何も可能性がないよね」ということを思っています。

僕も日本はオリンピック以降は厳しいと思っていたので、共感しました。ひろゆきさんとその他有識者の方も感じているということで、本当に日本は危機的状況に陥っていることを再認識します。

よくわからないものを恐れるな

仮想通貨もそうですが、「よくわからい」という理由で潰されることがあります。日本でもフェイスブックやツイッターくらい大規模なコミュニティが成立しないのも、それが大きな理由です。

それを逃れるのに、、2ちゃんねるのときも、海外のサーバーを使ったりしましたよね。それでも、僕も3回ほど家宅捜査を受けました。法律以外で面倒なことがが起こるのが、日本の悪い部分だと思うんですよね。

日本にいるとよくわからないものや新しいものは、すぐに規制されてしまいますよね。だからそこは海外でサーバーを利用したり、海外の法人を作るなど、日本以外での仕事も検討した方がいいかもしれませんね。日本の面倒なことは認識しておいて損はありません。

尊敬する人は誰ですか?

アメリカで尊敬する人を聞いたら、スティーブ・ジョブズやビル・ゲイツ、イーロン・マスクの名前が挙がります。それが日本の場合、三木谷浩史さんや孫正義さんの名前はなかなか出てきません。テレビタレントのような生産性の低い人が出てきます。

経営者は雇用を生み出して人々の生活を安定させているのにも関わらず、日本ではあまり生産性の高い人が尊敬される人として挙げられないのは興味深いですよね。

おすすめ観光・映画リスト

最後にひろゆきさんがおすすめしている観光スポットと映画リストが掲載されていたのですが、これがなかなか面白かったです。

おすすめ観光リスト

  • インド
  • アメリカのバーニングマン
  • バチカン市国の美術館
  • アメリカのゲッティ・センター
  • 台湾の故宮博物院
  • 南アフリカのサバンナ
  • カナダのリプレイ水族館
  • シンガポールの植物園、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ

おすすめ映画リスト

  • きっと、うまくいく
  • 127時間
  • タイタニック
  • 最強のふたり
  • スラムドッグ$ミリオネア
  • ブレイブハート
  • ダウンサイズ
  • ダンガル
  • デン・オブ・シーヴズ
  • セブン・シスターズ
  • ザ・キング
  • キングスマン ゴールデン・サークル
  • パッセンジャー
  • マイティ・ソー バドルロイヤル

Amazonプライム会員で無料で見れたりするので、これは嬉しいです。ひろゆきさんはネットフリックスで毎日のようにガンガン映画を見ているようです。確かに数百億円の制作費を掛けたコンテンツが月額数百円で見放題はコスパ最強ですもんね。笑

おわりに

衰退していく日本で、相対的に自分を有利にする攻め方と、企業の論理に負けずにクビになっても食べていける守り方、そして企業側の視点を得ることのできる内容でした。ひろゆきさんの本は読みやすく、やっぱり面白いですね。

ちなみに働き方や生き方に関しては、同じく今月に出版された堀江貴文さんと落合陽一さんの共著「10年後の仕事図鑑」と合わせて読むと、今後の生き方と働き方の理解が深まります。

参考

10年後の仕事図鑑:堀江貴文&落合陽一【書評】ともろぐ

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